リレーコラム 第7回:bambooさん(milktub)

bambooさん

佐藤さんデビュー10周年おめでとうございます。という事はmilktubと佐藤さんとはもう10年の付き合いになる訳ですね。今の佐藤さんはアーティストとして立派に独り立ちし、あまつさえ社長になり、やり手ババァ(笑)にクラスチェンジしてて心底すげえなぁと思ってます。

お互い出会った頃は、美少女ゲーム業界に入ってまもない頃で俺はフリーのプランナーとして佐藤の姐さんはフレッシュ極まりない新人でしたね。姐さんが「ライブハウスで活動してた」という部分で意気投合して妙に仲良くなってからすげえ一杯電話をするようになりました。午前中に電話すると大抵二人とも同じ番組(長七郎江戸日記や三匹が斬る!など)を見てて、今考えるとニート先取りな勢いでした。ある意味時代の先端であん時はホント暇でしたなぁ…。

初めてライブを行った池袋のイベントを覚えてますか?YURIA姐さんとひろ美姐さんで演奏した時に、お客さんがノーリアクションだったけどその後の反響の凄さに一緒に驚いたのを今でもくっきり覚えてます。

自分がGROOVERに関わってからボーカリストとして自分の作品に関わってくれて凄く嬉しかったです。俺にとってもグリグリの曲は特別な思い入れがあります。特に由一、上松、milktubそしてひろ美姐さん。どれが欠けても「星空」という曲は生まれなかったし、また「ハローグッバイ」も生まれなかったでしょう。あっ、あと「ガラスの鏡」も(笑)

当時クローズドな美少女ゲームの音楽業界で顔や名前をまっ先に出して、アーティストとしての先駆者となる事は、今のご時世からは考えられないぐらい大変で、また一からのスタートだったけど、持ち前のガッツと姐さんの愛されるキャラクターで沢山の人が応援してくれて姐さん名義のアルバムが出た時は自分等の事のように喜びました。

レコーディングの時もひろ美姐さんはしょっちゅう、本当にしょっちゅう泣いてたけどその涙が土台となって今のひろ美姐さんがいるんだと思います。

milktubも今年で結成18周年なんだけど、その活動遍歴を語る上で佐藤ひろ美姐さんは決して外せなく、また姐さんの10周年をこうして祝える事が本当に嬉しいです。やっぱ続けてなんぼだよな!やめなくて本当に良かったよな!

という訳で、まさに道がなければ作ればいいじゃんを地で行ってる佐藤ひろ美さんをmilktubはずーっと応援してます。これからもがんばれ姐さん!

あと結婚式にお呼ばれした際に前半部分書き換えて祝辞としてこの文章読むのではやいトコ結婚してください。

プロフィール

milktub:bambooと一番星☆光によるバンドユニット。代表曲は「グリーングリーン」「キラ☆キラ」など。